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Microsoft SharePoint Server(マイクロソフト シェアポイント サーバー)は、マイクロソフトが提供する、グループウェアやエンタープライズコンテンツ管理の機能を提供するサーバー製品である。 かつてはMicrosoft Office SharePoint Serverという名称で、Microsoft Officeファミリーの一製品だった。当時はマイクロソフト自身や導入を支援するシステムインテグレーターなどによってMOSS(モス)と略されることが多かった。このため、以下の説明でもMOSSと表記することがある。 == 概説 == MOSSはMicrosoft SharePointの一部で、Windows SharePoint Services(WSS)の上で動くサーバー製品である。MOSSは、WSS上で、WSS本来の機能のほか、ユーザーによって作成されるWebパーツと呼ばれる部品によって構成されている。主な長所は、組織内の情報が体系化され、集計の作業が1カ所のWebベースのアプリケーションに集約され、組織のデータを分析できるようになることである。MOSSはMicrosoft Officeの各アプリケーションと緊密に統合され、階層化されたコンテンツの組織化や、ナビゲーションの強化、シングルサインオン、機能のパーソナライズ、検索、ビジネスデータカタログと言われるほかのシステムのデータとの統合、ブラウザのレンダリング、さらにはMicrosoft Office文書の編集と言った機能が提供される。また、Microsoft Office PowerPointのスライドを共有することに特化した''スライドライブラリ''のような、特定の文書を格納する場所も提供される。2008年現在の最新バージョンであるMOSS 2007では、その前のバージョンであるOffice SharePoint Portal Server 2003(SPS 2003)と比較して、Microsoft Officeアプリケーションとの統合、Microsoft Content Management Serverが統合されたことによるエンタープライズ領域も含めたWebコンテンツ管理、検索、ドキュメントやリストアイテムの管理、ブログやWikiのようなWeb 2.0的機能、RSSによるコンテンツ配信、コンテンツやリストをOutlook 2007やAccessからオフラインで閲覧できるような機能が統合されている。MOSSサイトは、複数のWSSサイトを含んだ形で構築することができる。 MOSS 2007の一部の機能を独立させたサーバー製品として、以下の製品がある。 * Microsoft Search Server * Microsoft Office Forms Server 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「Microsoft Office SharePoint Server」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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